4月3日、

4月3日って言えば 花見の日、
正確には「節句」って呼ばれてたんだけどね。

母親が 前日から仕込んだ豪華な弁当をリュックに忍ばせ
子供だけで 山に登るっていう行事。

僕は 兄や 仲が良い近所の兄さん達と集まって
裏山の中腹にある薬師堂に行き
回廊に座って 弁当を広げてましたねぇ。

食べ終わったら 持って行ったトランプで遊んだり
木に登ったり かくれんぼして 遊び倒すってな・・・・。

っで 日が暮れる前には 帰るっていうルールで
そんな派手な行事では無いけど
毎年楽しみで 春休みになる前から 計画をたててたって。

雨になると 中止になって 残念がるから
父親が 街まで 遊びに連れてってくれた事も。

今の時代じゃぁ 子供だけでは危ないからって
保護者同伴になっちゃうんでしょうねぇ?

もう無くなっちゃった慣習だけど
子供が伸び伸び育つ 良い環境だったなぁ・・・と。