料理教室~?

今日は 予告どおり とんかつネタやります。

トンカツに よく使われるロース、
豚一頭につき 2本取れます。
標準で1本は だいたい4kg前後になります。

そのロースも2つに分けられます。

イメージ 1

腰の方がサーロイン(右) 肩の方がリブロース(左)と呼ばれ
比較的リブロースの方が 柔らかい肉質のようです。

肉屋さんでは トンカツ用は1cm ソテー用は1,5cm。
我が家は商売なんで トンカツ用は130g、カツ丼用は80gに切り分けております。

それでは 下ごしらえです。

まず 揚げた時に 曲がらないようスジ切りをします。
イメージ 2

脂身と肉の間にスジがあるんですが
スジだけ切るのも面倒なので 油身から確実に切っておきます。

っで、
ウチは 食感を柔らかくするため
隠し包丁(?)を入れております。
イメージ 3

肉厚の1/3くらいまで5mmくらいの幅で細かく入れておきます。

肉をひっくり返して 同じ方向に 同じように入れます。
イメージ 4

これで 表裏を合わせると 網目状の切り込みになります。

次は
切り込みと反対の角度に 包丁の背でタタいて伸ばし
ある程度 伸びたら 形を整えて
塩コショーで味付けをして 下ごしらえは完了です。
イメージ 5

あっ、
コロモは 特別なことやってないんで省略しますね。

っで、揚げ方なんですが、
しっかり熱くなった油に入れて
衣が ある程度 落ち着くまで いっさい触りません。

ボチボチ色付いたら ひっくり返します。
様子をみながら 二度三度 返したりします。

柔らかく揚げたいので
「ちょっと早いかな?」って所で 油から上げ
余熱で仕上げます。

目安は 色と音、
ジョワ~~~!からチリチリ・・・となったら仕上がりが近いんですね。

以上なんですが、参考までに ちょっとした知識を・・・。

脂身は 肉質に比べ 火が通り難いので
切った後 生だったら ラップをかけずに
電子レンジで10秒ほどかけて処理します。

ってぇことで、
[トンカツを作ろう]のコーナーは 終了します~~~。