春日神社大祭、おまけ

地元では 鬼のことを[ダイバ]と呼びます。
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ダイバは 行列の進行を邪魔したり 竹を振り回して暴れたり
時には 子供達を追っかけ回したりする悪者です。
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(かなり古い写真ですねぇ)

でも、
暴れば暴れるほど「元気がいいのぉ~」と誉められたりします。

子供達には恐怖で 姿を見れば 逃げたり隠れたりします。
でも チョッカイ出すのが勇気の記しで
からかう言葉を投げかけては 追いかけられます。

ダイバの中身はハタチ前後の若者、走りは速いは 体力はあるやら
当然 捕まってしまいますねぇ。
中には 泣き出す子もいたり・・・・。

じつはダイバ 目の穴で見てるんじゃぁなく
ハナの穴で外を見ておりまして 視界はかなり狭い。
だから
たとえ 振り回した竹に当たっても 問題になることも無く
「そばにおった お前が悪い!」ってなっちゃいますねぇ。

さてさて、
浜から我が家までの400mを2時間かけて上ってくるんですが
我が家から上は まだまだ遅くなります。
午後6時頃 通り過ぎた行列は
8時頃には 宮の前まで辿り着きます。
っがしかし
そこから1時間くらいは 動かない状態。

ココからダイバが盛り上げます。
押す太鼓と押さえるダイバがモメてみたり
観客を威嚇したり・・・。

そして 見せ場
太鼓の上に登り、余興が始まります。
足場の悪い太鼓の上で 竹を取り 回し始めます。
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大道芸人並みの取り回しで 観客を引き込みます。
上手くいけば 観客から 拍手喝采
間延びする時間帯に 花を添えて 盛り上げます。

っで、
最後は 太鼓に押し込まれて鳥居をクグった所で役目は終わり、
境内に入ってく観客を避けながら 帰ってゆきます。

てな訳で、
祭りのダイバは じつは人気者でヒーローだったり・・・・?

翌日の保育所では
竹っぽい物を振り回す鬼っぽい子供が居たり居なかったり・・・・。