「食堂とっくん」って 僕が付けたわけじゃ無いんだよね。
手続きとか 準備で 頭がいっぱいだったから
名前の事なんか 何にも考えて無かったら
先輩が
「とっくんがやってんだから とっくんで良かろう」」って・・・。
安易な名前って思いながらも
口うるさい人だから 逆らうと面倒なので そうなったっていう・・・。
まあ 覚えやすいし 解りやすいから 別に悪くは無いけど
開店してから けっこう 戸惑ってたりしたんだよね・・・・。
電話・・・・、
電話がかかって 受話器を取る時
「とっくんです」って 言えなくってね・・・・。
あれですよ
「さっちゃんはね さちこって言うんだ ほんとはね」
「だけどちぃっちゃいから 自分のこと さっちゃんと呼ぶんだよ」
「おかしいね・・・さっちゃん」っぽくて 言えないって・・・。
そんな今では
何も抵抗なく 「とっくんです」って 言ってるって・・・。
むしろ 親しい友人に 電話をかけても
「わし とっくん」って 言ってるっていう・・・・。
そんな「食堂とっくん」
食堂とわ関係なく 待ち合わせ場所とか
車の道しるべとか 渋谷のハチ公的に認知され
島内では 知らない人が居ないくらいになってるって・・・。
むしろ 配達に行ったっ時
「あんたが とっくんか？」って 僕は知られてないって・・・。
そんな「食堂とっくん」
ダラダラしながらも 何時までも やってたいなぁ・・・と。
