雨男の僕は 日が差すだけで快くなる。
そもそも、
僕のバイクライフの始まりも雨だった・・・・。
高校３年の夏休み最終日、
暦のイタズラで９月１日は日曜日。
その日はＹＡＭＡＨＡ主催で[原付免許教室]てぇのを受けに
呉市広町にある青少年教育センターにいた。
信じてもらえないかも？ですが 当時はバイクに興味は無く
家業の手伝いとの 親の企画に乗ったわけで・・・。
奇しくも当日 台風で 窓の外は嵐の真っ只中、
弁当が出るほどの 長期戦と集中講義。
昼過ぎにテスト 発表が終わった頃は 夕方になってた。
学校の授業中なら 蒲刈行きフェリーが欠航になるので
先生に言って ソソクサと帰ってしまうのだが
お金がかかってるし 家の期待も背負ってるんで帰れなかった。
っで、
無欲の勝利か 結果は合格～！
人生初の免許を取得した 記念の日になった。
っが、
勝利の余韻にひたる間も無く 家路と急ぐ！
バスに乗り込み 不安の中 仁方港へ～、
でも 期待を裏切り 船は欠航になってた。
仕方なく 家に電話して 広町に住んでる姉の家に泊まることにし
再び バスに乗り込む。
欠航のため 仁方桟橋発のバスは 僕ひとり・・・。
荒れ狂う天候に 途中で乗り込む人も無し。
自然と口ずさむ井上揚水の[夜のバス]。
てなわけで、
姉の家で一夜を過ごしたんだけど 問題は翌日・・・・。
兄に 学生服を 持ってきてもらい
手ブラで始業式に臨んだ 高一の 夏の思い出でした。
