6月のカレンダー、

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今月は HONDA NS400Rを描いたんですが
この車種 なかなか奥が深いんで ちょっと解説をば・・。

1985年の発売されたんですが
YAMAHA RZV500Rや RG500Γ と同じGPレーサーイメージながらも
500ccじゃぁ無く 当時 主流だった中型二輪に合わせたのは嬉しいところ。

エンジンは NS250のシリンダーを1mmボアアップして一気筒増やした V型の3気筒。
なので フルスケールでわ無く 総排気量387cc 。
この手法は データーがあるんで 開発に時間と費用が軽減されるんで、
かのGT380とか ヤマハのXS1100、ホンダのCBX1000なんか
けっこう 用いておりますね~。

ちなみに
サブチャンバーATACは 前方の2気筒しか付けてなかったり・・・。

フレームのパイプワークも250と同じ、
ただし メインパイプは 太くしております。
アッパーカウル、リアカウル、スイングアーも250と共通。

3枚のディスクローターやF・Rタイヤのサイズも同じ。
でも、
キャリパーば別物で強化、Fリムの幅は広いものに換えられてますね。

ってぇことで、
250と共通部品の多い400Rなんですが 言い換えれば コンパクトに出来ているってこと。

それまで ピーキーで乗りにくかった2スト車は
この頃から 中低速でもトルクフルで乗りやすく バカっぱやいものになって行くのであります。

イラストは お披露目の写真を起こしたものでF・フェンダーが販売車と違います。

ちなみに このNS400Rのロスマンズ仕様を友人が乗ってました。
車検に出した時 一気筒 死んでたのに それまで 気が付かなかったって・・。

悲しい話ですねぇ・・・。